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布ナプキン

布ナプキンの使い方や洗濯方法、簡単なお手入れのコツ教えます♪

布ナプキンを使っていると言うとかなりの確率で聞かれる、「めんどうくさくないの?」という質問。
それは装着の仕方のことだけではなく、外出時の交換に関してや洗濯の方法、お手入れなど布ナプキンを使うときに起こる全ての現象に当てはまるようで、よくそんなめんどうなこと続けられるね!と感心されてしまいます(笑)

でも…実際使ってみると、そこまで面倒を感じないんですよね。
なにしろ生理周期は一ヶ月に一度くらいのペース。ちょっとずれてしまって、一ヶ月に二回きてしまうこともあるかもしれませんが、ずーっと毎日布ナプキンの手入れに追われているわけではありません。

まだ布ナプキンを使っていないけど、興味があるな…と思っている人は、「使い方」・「洗い方」・「干し方」などなど気になることがたくさんあると思います。

そこで今回は、長年布ナプキンを愛用している私が、実際に使い方のコツ、ちょっとした注意点など経験者の目線からしっかりレクチャーしちゃいます!

布ナプキンへの一歩が踏み出せない…という人たちのお手伝いができるように、たくさんお話ししたいと思いますのでぜひお付き合いくださいね♪

布ナプキンの使い方を知りたい!簡単なの?外出先での交換はどうする!?

以前私がこちらのサイト内で、布ナプキンの基礎知識をお話させてもらった記事があります。
布ナプキンとは?何が良いの?どこで売ってる?ビギナー向けに徹底解説!
こちらの記事では、布ナプキンが私たち女性特有の生理周期にどんなメリットやデメリットをもたらすのか?コストはどうなのか?といった事を中心に、ビギナーさんに向けてお話しました。

その中で布ナプキンの種類についても触れているのですが、今回はその中の「一体型」という種類の布ナプキンの使い方にスポットライトを当ててみたいと思います!

その理由は、ズバリ使い方が簡単だから!
これから布ナプキンにトライしようという人には、比較的ハードルが低めな形と使い方なんです。

この間まで便利な使い捨ての紙ナプキンを使っていたのに、毎回洗って使う布ナプキンにチャレンジするのも相当な勇気がいりますよね?
私だったら…そんな時に、あれも!これも!こんな使い方も便利だし、もっと上級者向けのこんなものもあるよ!と詰め込まれてしまうと、頭がパンクしてしまいそうです(笑)

まずは、一体型の布ナプキン。
その使い方や、洗い方。干し方やお手入れ方法をしっかりとお話しして、いつかまた中級者向け・上級者向けの形の布ナプキンについてもお話しできたらと思います♪

一体型の布ナプキンをショーツにセットする方法

一体型の特徴は紙ナプキンと使い方が変わらないところ、ビギナーでも簡単に使える使い勝手の良さにあります。

布ナプキンの交換の手順

こちらは一体型の布ナプキン、昼用です

経血の量によって、昼用・夜用を使い分けるのは紙ナプキンと一緒。
布だけで裏に染みちゃわないの?と思う人もいるかもしれませんが、おりもの用布ナプキン以外には防水布が一緒に縫い込まれている事が多いです。

ホルダー型やプレーンタイプでも、多い日や夜用には防水できる布が一枚縫い込まれているタイプがあります。
「浸透防水布」という布なら、余分な湿気は逃して防水の機能もしっかり得られます。
最近はほとんどの布ナプキンブランドが、この浸透防水布を使っているようですね。

一体型の布ナプキンは肌に当たる部分が、画像のように肌触りのいいネルやワッフル生地で作られています。
こちらのネルやワッフル生地を上にして、生理用ショーツのクロッチ付近にセットします。

生理用ショーツをくるっと包むように端を折り、スナップボタンをパチっと留めます

裏側から見るとこんな感じですね。

使っている時にはこちらの面で経血を受け止めます

多い日なら、2〜3時間で交換するだけ。
生理用ショーツならフィット感がぴったりしたものが多いですから、クロッチの裏でしっかりスナップボタンで留めていればそうそうずれることはありません。

「葉巻使い」で多い日や夜の伝い漏れを防ぐコツ!

私は一体型の布ナプキンなら、多い日でもしっかりショーツにセットできるので漏れたりしたことはあまりないのですが…

心配なのは夜ですね。
寝返りでずれてしまって大失敗!というトラブルは、紙ナプキンでも経験済み。

でも、布ナプキンビギナーでも簡単にそんな不安を解消できる方法があるんです!
経血量が多い二日目などに便利な「葉巻使い」も取り入れて!
  1. ホルダー型布ナプキンにセットして使う、ハンカチの形の「プレーンタイプ」の布ナプキンや、自宅に余っているガーゼや綿のハギレなどを用意します。
    防水布が入っていないものでも大丈夫ですよ!
  2. それらの布を、くるくるっと軽く丸めて布ナプキンの上にセットします。
  3. 巻いた布が、体の中心に沿うようにしっかりショーツを履くだけ!

この方法は、そのくるっと丸めた形から「葉巻使い」や「シガー」と呼ばれていて、布ナプキン愛用者にはおなじみの方法。
葉巻のように丸めた布が、吸収体のように体と布ナプキンの隙間にしっかり密着していれば隙間ができず伝い漏れを防げます。

夜用の布ナプキンにセットすれば朝まで安心♪

思ったより簡単!と思われた人も多いはず。
この手軽さが魅力の一体型の布ナプキン、外出先での交換方法は?

一体型の布ナプキンを交換したり持ち運ぶ方法

使い方はとっても簡単!生理用ショーツにセットするだけですが、先ほどもお話したように多い日なら紙ナプキンと同じように2〜3時間で交換したいところです。

いくら布ナプキンがかぶれにくい・冷えにくいとは言っても、濡れた布をデリケートゾーンに当てっぱなしにしているのは衛生面でもあまりよくありません。

じゃあ、交換したら使用済みの物は持ち運ぶって事?

そうなんです、布ナプキンは外出先で交換したら使用済みの物は家に帰って洗うまで、しっかり保管しておかなければなりません。

持ち歩くために用意しておきたいのがこちら
  1. 食品保存用や、布ナプキン用の密閉できるジッパー付きのビニール袋
  2. 100mlの水に大さじ2杯の重曹をといたものを入れたスプレーボトル
  3. 交換用の布ナプキン
  4. これらを入れるポーチや巾着

経血は空気に触れて乾燥し始めると、洗っても落ちにくくなってお手入れが大変になってしまいます。
そのためにも、重曹水を入れたスプレーボトルで使用済みの布ナプキンを湿らせておくと、洗う時に落ちやすくなりますよ。

重曹はアルカリ性なので、酸性である血液の汚れを落とすのに向いています。
ただの水で湿らせておくだけでも効果はありますが、安価に作れる重曹水をスプレーしておけばさらにお手入れが簡単に!

使用済み布ナプキンを持ち帰る手順

使用済み布ナプキンにスプレーボトルの重曹水や水をシュッと吹きかけます

全体的にしっかり濡らしておくと、後のお手入れが楽ですよ!


布ナプキンて折りたたむとこんな形になるんです。
外出先で交換するための、予備の布ナプキンもこんな風に折りたたんでポーチや巾着に入れておけば衛生的ですね。

使用済みナプキンもこんな風に折りたたんでスナップボタンをパチっと留めます
折りたたんだら、ジッパー付きの密閉できる袋にIN!

密閉できるビニール袋なら、気になるにおいも外にもれませんし、濡れたものも安心して持ち運ぶ事ができますね。

紙ナプキンを使っている人も、生理用品を丸出しにはせずに何かポーチなどに入れていると思います。
その中身が、ビニール袋やスプレーボトルに変わるだけ。

そこまで大荷物になることもありませんし、においや汚れの心配もありません。
安心して外出先でも簡単に交換できますよ♪

布ナプキンの洗い方は大変?干す時はどうしたらいいの?


基本的な一体型の布ナプキンの使い方・交換や持ち運びをマスターしたところで…やっぱり気になる洗い方やお手入れ方法についてもお話したいと思います!

布ナプキンの洗い方の手順

布ナプキンをきれいに保つ洗い方・干し方は、大まかにこんな感じの流れです♪
  1. 経血が固まらない程度のぬるま湯(40度以下)で、揉み出すように手洗いをする
  2. 酸素系漂白剤・重曹・アルカリウォッシュなどのセスキ炭酸ソーダでつけ置きをして、よくすすいで軽く脱水し干す
  3. さらに汚れが気になる場合は、つけ置きのあとにしっかりとすすいでからネットに入れて洗濯機で洗う

布ナプキンを洗う方法はこの3ステップだけ!
そんなにめんどうくさくありませんよ〜!ズボラな自覚のある私でも、毎月続けられる程度の手間です(笑)

上記の3ステップを、ちょっと詳しく説明してみましょう。

  1. 経血は、40度以上のお湯に触れると固まってしまい洗っても落ちにくくなるので注意!ぬるま湯か水であらかたの汚れを、しっかり落としていきます。
    ゴシゴシと生地をこすり合わせて洗うのではなく、吸収体に染み込んだ経血を中から指で押し出すように。
  2. 皮脂や血液の汚れは酸性なので、アルカリ性の性質を持つものを溶かした水につけ置きをします。(汚れに応じて2時間〜一晩くらいを目安に)
    重曹は研磨する力はダントツで高く、掃除には向いていますがpH値が低めで若干洗浄力は弱めです。私もスプレーボトルに入れて外出先で吹きかけて持ち帰っていますが、つけ置きにはセスキ炭酸ソーダを使っています。
    汚れの程度によって、今日は重曹でいいかな?という日はスプレーに入れる重曹水を作るついでに、つけ置きに使ったりしますがなるべくならpH値の高い酸素系漂白剤やセスキ炭酸ソーダと使い分けてもいいですね!
    セスキ炭酸ソーダで有名なのはアルカリウォッシュ。手に入りやすいのでおすすめです♪
  3. 生理が終わりかけの経血は、なかなか汚れが落ちないことがあります。経血量が多い時の汚れも、つけ置きだけではすっきり落ち切らないことがありますので、そういう場合はネットに入れて洗濯機で普通に洗ってみてください。
    この時に柔軟剤を使ってしまうと、生地の表面に柔軟剤の成分が残り撥水してしまうことがありますので「柔軟剤はNG!」と覚えておいてくださいね。

最近はオーガニックやエコへの意識が高まってきたのか、昔よりも重曹やアルカリウォッシュがドラッグストアや通販で手に入りやすくなりました。
布ナプキンを洗うために買いたいけれど、どこにも売ってない!なんてこともなくなったなあと思います。

布ナプキン愛用者の私が、つけ置きにおすすめしたいのが「オキシクリーン」です!

酸素系漂白剤のオキシクリーンは、経血汚れもかなりスッキリ落としてくれるのでお気に入りの一品。
40度くらいのぬるま湯2リットルに、オキシクリーンに付属している軽量スプーン半分の量をとかしてつけ置きするだけ。

あとはしっかりとすすいで干してみると…感動の白さになります!

私はコストコで巨大なサイズを買うのが好きなのですが、最近ではドラッグストアでも普通に見かけるようになりました。
公式サイトからも商品の詳細が見られますので、気になる方は下のボタンから見てみてください♪
酸素系漂白剤オキシクリーンの日本公式サイト

布ナプキンを洗う時に注意したいのが、経血も血液なので感染症などの危険があるということ!
うっかり家族が触ってしまうことがないよう、蓋つきのつけ置き専用バケツを用意するなど気をつけるといいと思います。

つけ置きした水は、トイレに流すとさらに安心ですね。

布ナプキンの干し方のコツ

これも布ナプキンを愛用していると、洗濯した後の干し方についてもみなさん不安があるみたいですね。

  • 家族に男性が多いので、洗濯物の中に布ナプキンがあるのを知られたくない!
  • ベランダが隣家から見えやすいので、布ナプキンを干しているところを見られたくない!

友達からはこんなお悩みを話してもらいました。
なるほどなるほど…

家族に男性が多いと確かに目に入るのが気になりますよね。
下着ですらご近所さんから見えちゃうのが嫌で、部屋干ししてるなんて人もいると思うので布ナプキンならなおさら神経質になっちゃいます。

自室で部屋干し…というのも一つの方法なのですが、しっかり中まで乾燥させないとカビの原因にもなりますから、お天気のいい時にカラッと干したい。

そんな時に私が実践している目隠し方法を試してみてください!
つけ置き洗いや洗濯機で洗った布ナプキンを、他の洗濯物と一緒に干せちゃう小技です。


ピンチハンガーにタオルを目隠しするように吊るし、その中に見えないように布ナプキンを干すだけ!

これなら上から日光にも当たりますし、風もきちんと通ります。
タオルも特別に用意するわけではなく、毎日の洗濯で出るものなのでとっても手軽。

梅雨時などは、家族がいない昼間に洗面所を締め切って除湿機で乾燥させたりもするのですが、この方法が一番カラッとしっかり乾く気がします。
みなさんもぜひ真似しちゃってください♪

煮洗いでスペシャルお手入れ


布ナプキンは、長く愛用しているとしっかり洗っていても黄ばみや取りきれなかったシミが出てくることがあります。
きちんと洗って中まで乾燥させていれば、シミがあっても衛生的に問題はありませんが、やっぱり見てしまうと気になってしまいますよね。

そんな時はスペシャルなお手入れ、「煮洗い」を!

用意するものはこちら。

  • 布ナプキンや衣服を煮沸する専用の、ステンレスやホーローなどの鍋
  • 煮沸専用のトング
  • 酸素系漂白剤や重曹

アルミ製の鍋は、アルカリ性のものを煮込んでしまうと変色などのおそれがあるので、ステンレスやホーローを用意してください。
私は、料理に使っていたけれどももうお役御免かな〜という使い古しのホーロー鍋を、衣服や布ナプキンの煮洗い専用にしています。
トングも同じく、もう料理に使えないなという使い古しのものを煮洗い専用に。

煮洗いの手順

布ナプキンはもちろんのこと、黄ばんだタオルや衣服なんかもこの煮洗いで白くスッキリ蘇りますよ!

  1. 鍋にお湯を沸かす
  2. お湯に1リットルに大さじ1杯ほどの、酸素系漂白剤や重曹を溶かす
  3. 布ナプキンや衣服を鍋に入れ、弱火で20分〜30分くらい煮洗いする

沸騰したお湯をいきなりシンクに流してしまうと、排水溝をいためてしまうのでトングでつまんでバケツなどに取り出してください。
そのあとは、しっかりと水ですすいで干します。

これだけで使い古し感があった布ナプキンも、スッキリさっぱり真っ白に生まれ変わります!
雑菌も煮沸で滅菌できますから、衛生的です。

トングで布ナプキンや衣服を取り出したあとのお湯をのぞくと…わあ〜!こんなに汚れていたんだ…!とショックを受けるかもしれないです(笑)
私もしっかり洗っているはずなのですが…半年に一回くらい煮洗いすると、毎回ショックを受けています。

でもこのスペシャルお手入れをした後は、まるでおろしたてのようになるので気持ちも新たに布ナプキンに向き合える気がします!

布ナプキン愛用者として伝えたい事


今回は布ナプキンの中でも使いやすい一体型の使い方や、基本の洗い方…スペシャルなお手入れについてたくさんお話させてもらいました。

熱く語りすぎたかな…?と思いますが(笑)、私自身ずーっと布ナプキンを使っていてもあんまり周りに話す機会がなかった気がします。
こうやって改めて布ナプキンの使い方などをみなさんにお話することで、自分自身もまた布ナプキンってそんなにハードルも高くないしお手入れも難しくないんだよなあと実感ました。

この記事で、これから布ナプキンにトライしたいみなさんの不安がちょっとでも解消できれば嬉しいな〜と思います。

布ナプキンは肌にいい、冷えない、エコである…などなど、いいところが盛りだくさんです。

そして長年愛用している私からちょっと一言。
洗う時、干す時、使う時、その瞬間ごとに「自分が月経がある女性である」ことを痛感します。

布ナプキンを使い始めてから、経血の様子をしっかり把握し、周期を把握し、女性特有の周期について深く考えるきっかけになりました。

使い捨てられる衛生的な紙ナプキンはもちろん便利です。
でも、布ナプキンを使ってちょっとだけ体の声に耳を傾けてみるのも、新たな自分を発見できるかもしれません!

それではみなさん素敵な布ナプキンライフを!

ABOUT ME
ふじもとつるり
ふじもとつるり
福島県出身、横浜育ち。現在は東京都の片隅で子育てをしています。 服飾科を卒業後に創作小物の製作販売などの経験を経て、出産後は子育てに奮闘しながらライターとして活動中です! 敏感肌、アレルギー体質なこともあり、肌に優しい生活を心がけています。「日用品はなるべく手作り!」がモットーです。 製菓や手芸なども大好きなので、お子さんと一緒に楽しめるアイデアもたくさん紹介していけたらと思います!